2016年3月 3日 (木)

野田地図 第20回公演 逆鱗

行ってきました。
ここしばらく芝居に行っていなかったのですが、Web会員向けのお知らせを見てなんとなく駄目もとで申し込んでみたら、土曜日のチケットがとれてしまった。ここ数年分のチケット運を使ってしまった気がする。

人魚の逆鱗の話、ということ以外一切前知識なし。毎回書いてますが野田芝居はどう感想書くかいつも悩みます。
ばすっとネタバレを書いてしまうと、水族館を舞台にした人間魚雷の話でした。
笑いでくるんだ重い題材をじわじわ剥いでいって終盤どーんと転換する流れは、本当に毎回毎回見事だなぁと思います。水族館でばたばた潜水訓練していたのも、あれは魚雷にのる訓練してたってことなのよね…。

笑い→重いテーマへ、というのは野田地図公演のパターン。その重いテーマが実在のものとそうでないものがあって、実在のものでもそれをよりストレートに出してくる場合がある。プロレス団体を舞台にしたベトナム戦争がテーマの「ロープ」がそうで、「逆鱗」もそれに近かった。
実在の出来事をそのままどーんと出されると、自分はあああれのことかーと現実に引き戻されて素に戻ってしまうので、ある程度ぼかしてる作品のほうが個人的には好きです。
それでも終盤は圧倒されました。特に松たか子。最後の叫び声はすごかった。

しかし次の公演くらいでチケット代1万超えそうな予感。

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2014年8月25日 (月)

朝日のような夕日をつれて2014

紀伊國屋ホール開場50周年記念公演。
鴻上芝居はもういいかと思っていたので迷いましたが行ってきました。

玩具会社立花トーイと、「ゴドーを待ちながら」の世界を行きかいながら進んでいく話。
初演は33年前ですが、時代にあわせてリメイクされて何度も上演されていて、自分が観たのは91年と97年。今回でのべ7回目くらいで17年ぶり。97年の朝日に出てた松重さんが今はテレビでゴローちゃんです。
話の枠・一部セリフは毎回ほぼ同じ。使われてた曲もほぼ同じだったんじゃないかしら。
時事ネタ部分と玩具会社で作るものが毎回変わります。91年がPCゲーム、97年がバーチャルリアリティ、2014はOculus(スマフォを使った広視野角のヘッドマウントディスプレイ)。
時事ネタは割と新しい情報をよくぶっこんでくるなーと、毎回関心してしまいます。

ここ最近観た鴻上芝居は初見の役者さんでも第三舞台の誰誰を彷彿とさせる、というのが多かったのでそこは覚悟していったのですが、今回はあまり気になりませんでした。若い役者さん3人すごかった。特に少年とマーケティングの人の声。大高さん小須田さんも50歳超えてもあの身のこなしはさすが。

開演前に流れるLive is Lifeや、最初と最後のThe End of Asia+群唱+あのダンスだけでうるうるきてしまいます。意外性や新鮮味は全然なかったけれど、「朝日」が見たい!という欲求は十二分に満足させてもらえました。行ってよかった。

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2012年12月 5日 (水)

中村勘三郎さん死去

57歳は早すぎる。
新歌舞伎座のこけら落としは見に行きたいなーきっと勘三郎や仁左さん出るよねーと、ぼんやり思っていたところにこのニュース。ショックです。
歌舞伎は見ているほうがはらはらするくらい高齢で舞台に立っている役者さんが多くて、勘三郎もそうなるんだろうと何の根拠もなく思っていました。もう舞台で見られないという実感がわきません。

自分が最初に見た歌舞伎が勘三郎襲名披露で圧倒されました。最後は歌舞伎座さよなら公演でした。
勘三郎が出るなら何かやってくれるだろうと思えました。
脂が乗り切った状態からいい意味で枯れていく勘三郎が見たかったです。籠釣瓶や研辰もう一度見たかった。勘三郎で贋作桜の森なんて話もあったのか。むちゃむちゃ見たかった…。
ご冥福をお祈りします。

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2012年10月 1日 (月)

勇者ヨシヒコと魔王の城

放映当時ネトゲやりつつたまたま5話をちらっと見て、なんか妙なドラマやってる…と存在を認識。そのあと数話見て、面白いからどうせならあとで最初から見ようと視聴ストップ。そして10月に新シリーズ開始ということで、その前に見なければ!とDVD借りました。

ドラクエっぽい格好をした勇者達が、ドラクエっぽい敵と戦いつつ魔王を倒しに行くドラマ。低予算ドラマと銘打っている通り、セットやら小道具やらは思い切り低予算な作り。
基本くっだらねぇー!というギャグの連続で、その辺を面白い!ととるか寒い!ととるかで、すっぱり意見が分かれると思います。自分は大いに笑わせてもらいました。個人的にツボだったのがヨシヒコがドラゴンの盾を持っていこうとするところ。
ギャグ連続でも締めるところは締めてます。最終回がわりとまじめで驚いたけど、それ以上に最終回CG使われてたことに驚いた。

皆ひとくせもふたくせもあるキャラばかりで好きです。ヨシヒコはただの堅物勇者かと思いきや全然そんなことなかった。
低予算でも友情出演の役者さんはやたら豪華。ノーギャラなんだろうか。池田成志とか古田新太とか安田顕とか、とても俺得な役者さんが多くてほくほく。
作ってる人たちがすごい楽しそうだなーと感じられて、見ているほうも楽しかったです。
メレブのポリコズンの魔法で血液さらさらにしてほしい。

新シリーズの勇者ヨシヒコと悪霊の鍵は10月12日スタート。
前作のポスター無駄に格好よかったけど、今回も格好いい。
魔王の城の500年後が舞台だそうで、魔王の城見ていなくても多分全然全く問題ないと思います。魔王の城のDVD結構売れたはずなのに、悪霊の鍵も低予算変わらずだそうなので楽しみです。

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2011年12月 9日 (金)

深呼吸する惑星

第三舞台10年ぶりの封印解除&解散公演、行ってきました。
最初間違って紀伊國屋サザンシアターに行ってしまい、間違いに気がついたのが開演10分前。ダッシュで紀伊國屋ホールに移動して開演には間に合いました。よかった。間違った自分が一番悪いんだけども、普通に中に入れてくれちゃったサザンシアターのもぎりの兄ちゃん!ちゃんと公演名確認してくれえええ。
もう少し大きいところでも余裕で席埋まりそうだけど、あえて紀伊國屋ホールなんだろうなぁ。長野さんも初めて着ぐるみ来たのここでしたと言っていたし。

初めて見た芝居が1990年の第三舞台「ビー・ヒア・ナウ」で、色々衝撃でした。そこから2001年の「ファントム・ペイン」まで見続けました。
でも第三舞台封印以降の鴻上さんの芝居は、段々自分にはあわなくなってしまって見るのをやめてしまい、鴻上さんの芝居を見るのも2004年の「リンダリンダ」以来だから7年ぶり。不安でしたが大丈夫でした。

内容は、遠い未来地球に支配されている星で、地球側の軍人と女性研究者、現地人の首相、脱地球支配を目指す活動家+ネット遺産の話。とまとめるとなにがなんだかだな。素直でさわやかに終わる話でした。
10年ぶりフィルターがかかっているので色々好意的に見ていますが、そのフィルターをはずすと多分話自体は普通なのかなーとも思います。

冒頭の「朝日のような~」を彷彿とさせるようなダンス、筧さんのケダモノネタ、長野さんの気ぐるみネタ、まさかの伊藤さん映像出演等々、新規さん向けではなくて完全に第三舞台ファン向け。第三舞台最後の解散祭のようでした。
10年ぶり公演なので当然ですが、役者陣も客層も年齢層高め。前から4列目だったので役者の顔もよく見えましたが、さすがにしわがふえたよなーと。でも皆さん若い。特に筒井さん長野さん山下さんと女性陣が元気かつ相変わらず細い。筧さんはやや大人しめで残念。あえてああしてるのかああなってしまうのかどっちだ。
まず冒頭で、わー大高さんだ小須ちゃんだ長野さんだ筒井さんだ!と涙ぐみ、観ている最中は泣かなかったんですが、カーテンコールで並んでいる役者さんたちを見て、ああこの面子の公演もこれで終わりなんだーと思ったらぼろぼろ泣いてしまいました。

鴻上さんの芝居見るのは多分これが最後。楽日にもう一度解散祭を楽しんできます。

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2010年8月 3日 (火)

ザ・キャラクター

野田地図第十五回公演行ってきました。
前日までシアターコクーンに行く気満々でした。危ない。芸術劇場久々でしたが観やすかった。
書道教室で神話って話らしい、というのだけ事前に聞きました。

ギリシャ神話を随所にからめた、書道教室という形のカルト宗教?の話で、言葉遊び満載のいつもの軽いのりから段々段々と重くなってきて、最後の最後で傘と液体入ったビニール袋が出てきて、ああこの話オウム真理教が題材なんだとやっと気がつきました。
野田芝居はいつも感想書き辛いけど、今回別の意味で書き辛い。
「ロープ」もベトナム戦争が題材だったけど、リアルタイムの記憶がほとんど無いので自分にとっては生々しいものではなかった(それ以前に話がつまらんかったのも大きいけど)。
でもオウム事件については直接被害にあったわけではないけれど、サリン事件の日心配した親から電話かかってきて始めて事件知ったとか、そのあたりの出来事やらニュースやら当時の記憶があって生々しすぎて、もともとの話の重さ(殺人にまで発展していく過程とか)と相まって重さ倍増。
面白かったけどとにかく重くて疲れました。集団心理怖い。
どちらかというとオウム事件リアルタイムで知らない人向けの芝居だったのかなーとも思ったけど、知らない人が見てラスト何やったかわかったんだろうか。

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2010年4月13日 (火)

御名残四月大歌舞伎

第二部と第三部行ってきました。
二部が1階の二等席。三部がまさかのとちり席(いろはで数えて7~9、歌舞伎座で最も観やすいとされる列)。

1年以上にわたる歌舞伎座さよなら公演の、今月がほんとうに最終月。
これでもか!これでもか!というほど豪華な配役。
なので券のお値段いつもより高いです。筋書きもいつもより高いです。中で売ってるめで鯛焼きもなぜか値上がりしてました。

藤十郎さんの藤娘は相変わらず可愛らしかった。おっちゃんなのに不思議だ。
玉さんのお美しさと仁左さんの格好よさは言わずもがな。
色んな演目の一幕の美味しいとこ取りなので、話の途中ばっかりというのはいつものことだし無問題だけど、この役者さんがこんなちょい役なの!?というのが多くて、うわーもったいない!の連続でした。久々に時蔵さんが!と思ったらセリフ一言でしょんぼり。

歌舞伎座の見た目も雰囲気も好きなので建替えは残念ですが、こればっかりは仕方ない。
3等のぎゅーぎゅー狭い席が解消されるといいなー。

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2009年12月14日 (月)

歌舞伎座さよなら公演 十二月大歌舞伎

久々ですが歌舞伎座行ってきました。
目的はもちろん、「大江戸りびんぐでっど」と「野田版 鼠小僧」。
そして久々の昼夜通し。すんごい疲れましたが、たっぷり睡眠とっていったせいか、めずらしく一度も寝なかった!踊り演目でも寝なかったよ!
ちなみに歌舞伎座建替えは2010年5月から。さよなら公演は2009年1月から。長い。

・大江戸りびんぐでっど
作・演出 宮藤官九郎。
自分のクドカンに関する知識は、タイガー&ドラゴンとグループ魂のみ。大人計画も一度見たけれど、ほとんど覚えてません。
人間の死体にくさやの汁をかけたらゾンビ(存鼻)になっちゃった、という話。
染ちゃんのくさやとか尻叩く勘太とか、笑わせてくれる部分は色々あったけど、内容自体はつまらなかった…。役者さんがもったいないと思ってしまった。本多劇場でやったほうがよかったんじゃ。
真面目な話とギャグの部分が、中途半端に混ざってしまったように見えました。どちらかに突き抜けてくれたほうがよかったのに。派遣問題とか、いやここでもってこられてもなぁと。染ちゃんずっとくさやの着ぐるみか!?と期待したのに。
あとやはり高齢者の方たちにはきつかったようで、前列の人がごっそり途中退席されてました。
(どんどこどんどこ)りびんぐでっど いん えど~♪と、りびんぐでっど音頭が、今も頭の中でぐるぐるしてるのが困ります。

・野田版 鼠小僧
作・演出 野田秀樹。
6年ぶりの再演。自分は初見です。
ケチな棺おけ職人の三太が、成り行きで鼠小僧になって~、という話。
年末というかクリスマスの話なので、12月に見られてよかった。
内容は全然違うんだけど、基本的な雰囲気、展開は「研辰の討たれ」と同じという印象。なのである程度予想は出来たけど、やっぱり面白かったです。野田版 愛陀姫より何倍も!
出てる役者はりびんぐでっとと一緒なのに、こっちは役者もったいないとは思わなかったし、色々笑わせてもらって、それを寒い!とか浮いてるとかはなかったなぁと、りびんぐでっどで胃もたれしたせいか、より美味しく感じました。

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2009年2月13日 (金)

野田地図 パイパー 第十四回公演

もう2週間ほど前ですが行ってきました。
野田芝居はどう感想書くかいつも悩みます。

舞台は地球人が移民して900年たち、なんらかの理由で荒廃した火星の「ストア」。
開演前に、ギャラクシーニュースラジオで流れてそうな曲が流れてるなーと思ってたら舞台のほうも、荒廃した世界、スーパーマーケット、カートも転がってるよ!と、あちこちFallout3を思い起こさせてくれて困りました。Cannibalまで出てくるし。

豪華面子だけあって、キルの妻夫木くんのときのようにはらはらすることもなく、演技面でのストレスは無し。
声の出し方を変えてるのか、最初宮沢りえだってわからなかった(2階席だったので肉眼での顔の判別は出来ず)。終盤の松&宮沢の長セリフは圧巻。橋爪功が「俺が食べてるのと同じでいいのかなー」とずるずる引っ張ってくるとこもすごかった。

言葉遊びは今回も健在でしたが、いつもよりわかりやすかったような。話自体も同じく。小道具遊びも控えめ。全体的に野田さん臭がやや控えめな気がしました。
素直に面白かったんですが、あとでネットの評判見たら、わりと評価が割れてるのが意外でした。個人的にはロープより全然よかった。


と書いたあとに宮沢りえ妊娠のニュース見てびっくり。ものすごい動き回ってたのにすごいな!

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2008年9月24日 (水)

宝塚歌劇公演ラインアップ

http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/c97bc548e14f656fecd3e6b08af218a2.html
『逆転裁判』-蘇る真実-
原作・監修・制作協力/株式会社カプコン
脚本・演出/鈴木圭

300万本の売り上げを誇り、女性にも人気のゲームソフト「逆転裁判」を題材にした話題作で、アメリカを舞台に熱血弁護士が難事件を解決していく物語。宝塚歌劇では、弁護士としての活躍を描くと共に、ラブ・ロマンスの要素も織り込み、舞台化。ゲームソフトで使用される楽曲と宝塚版ミュージカルとのコラボレーションも見どころです。


なんすかこれは。
なんとしても行かなければ。

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